123456789101112131415161718192021222324252627282930
2016-10-15 (Sat)
と、逃げた自分が言ってみる。

電通の、過労死事件。
娘さんを失ったお母さんの気持ちを考えると、
ただだた、胸が苦しい。

生きていくために仕事をしているのに。

『仕事をすることで
健康を害したり死んじゃったりするなんて、
そんなことはあってはならないことなんです。』

って、どこかの産業医の先生が講義で言ってたな~。
本当にそうだなって思ったし、
こんな効率や利益のことばかり考えている世の中に、
少しでもそんな風に考えてくれる企業や経営者が
増えてくれるといいなぁって思った。

『長時間労働者への医師による面接指導制度』
があるはずなんだけれど、
電通はどうだったのかなぁ。
今回は、産業医がかかわることすら許されなかったんだろうか?

まだ24歳だったんだよ。
無念だったろうなぁ...

そして、さらに気持ちを暗くさせたのは、
どこかの大学教授が、
『この程度で死ぬなんて情けない』と発言したという
ニュースを見たこと。

無責任にもほどがある。
人間性の低さに、もう呆れるしかないね。

sillust2710.jpg

実は、私も25歳頃は、
毎日午前2時くらいまで仕事をしていて、
3食職場で食べ、
家には2~4時間くらい寝に帰るくらいで、
お風呂も満足に入れないという生活をしていた。

洗濯だって全然できないので、
なんと下着が35枚くらいあったよ!?

でも、その頃は、不思議とそれが楽しかったというか、
勉強になったし、やりがいを感じていたので、
おかしいとか、辛いとか思わなかったんだよね。

周りもみんなそうだったし。
それが当たり前なんだと思っていた。

一か月に一度、定期の泊りの仕事があって、
その時だけは
ほとんど客の来ない店番みたいな感じだったから、
食事も食べずにとにかくひたすら寝ていた。

まとまった睡眠がとれたのはその時だけで、
トイレにもほとんど行かず、寝だめしていたことで、
なんとか体を壊さずにいられたんだと思う。

自宅は当然荒れる一方で、
お給料が出ても使う暇がないから、
今まで見たことがない金額が
すぐに貯まってビックリしたことを覚えています。
(結局、無職時代にすぐ使い切っちゃいましたが)

そんな生活を数年間続けて、
はたと、
仕事以外のことを一切やっていない自分に不安を感じ、
そして、自分の上司たちが、40過ぎても50になっても、
同じような生活を送っていることに気づいてしまい、
歳を取ったら楽になるならまだしも、
結局ずっと同じなんて嫌だ!と思い、
とにかく仕事をやめることにしたのでした。

あ~、なんか洗脳が解けた瞬間
みたいな感じだった。

周りからはいろいろ言われたけどね (;´Д`)
「逃げるのか」とか、「不誠実だ」とか。

でも、結局自分の人生の責任は
他人は誰も取ってくれないんだもん。
今になっても、ホントそう思う。

うだうだ言ってくる奴に限って絶対助けてくれたりしないで、
私が困ったときは一番に逃げたりするんだよ。

sillust2710.jpg

今回の過労死事件も、仕事そのものが楽しくて、
自分がやりたくてたまらない仕事内容で、
周りの同僚や上司も人間的に立派な人だったなら、
きっと単純に残業時間が多いからって、
うつになったり自殺してしまったりすることは
なかったのでは?とも思う。

きちんとしたいと思って、
いろいろ頑張っていたんだろうな。
でも、たかが仕事で周りから
人間性を否定されるような仕打ちを受けつづけて、
もしかしたら最初は楽しかったかもしれない仕事も
どんどん嫌になり、
それを延々とやらされて、解放される時が想像できない。
そんな毎日を送っているうちに、
本当に心が疲れ切っちゃったんだろうと思う。

そうなる前に、逃げてよかったんだけどな。
きっと、真面目だから、
余計に逃げられなかったんだろうな。

会社じゃ、仕事じゃ、自分の代わりなんて
いくらでもいるんだよ。
だから、会社のために死ぬなんて、
そんなバカバカしいことはないよ。
だから、逃げて。
勇気を持って逃げて。


28歳の時に逃げて、
実はそのあともう一度逃げた私は、
やっぱり逃げてよかったな~と思うし、
逃げたことで幸せになれました。

だから、本当に。
仕事からも、学校からも。
死んじゃうくらいなら逃げて。
逃げていいんだよ!!


自分の子どもたちにも、きちんと伝えていかなくちゃ。



スポンサーサイト
関連記事
| 仕事のこと | COM(0) | | TB(0) | |
コメント







管理者にだけ表示を許可する